FX取引に関する用語の解説
FX(外国為替証拠金取引)についての用語の解説をしています。
「L」
買いポジションのことを「L(エル)」=ロングといいます。
「S」
取引で通貨を売ることを「S(エス)」=ショートと言います。
「スワップ」
通貨のポジションを持つことによって、定期的に得られるお金のことをスワップと言います。貰えるばかりでなく、ポジションを持つことで支払わなければならなくなるマイナススワップもあります。
「合対取引」
FXは、通貨の現物取引ではなく、FX業者との”合対取引(あいたい)”になります。
業者の定めた証拠金額が口座にあれば、その額の通貨を買っている(売っている)というポジションをとることができます。その結果、実際に通貨を買うよりも少ない額で、通貨を買っている(売っている)というポジションをとることができますが、ポジションをとれる額は、業者の定めた証拠金によって一定の制限がかかります。
「レバレッジ」
FXでは、実際に口座に入れている証拠金より大きい額の通貨を買えます(勝っているポジション)が、実際の証拠金と持っている通貨ポジションの総額との倍率をレバレッジと言います。
例えば、FX口座に50万を入れていて、500万円分のポジションを持っているとすれば、500÷50=10でレバレッジが10倍ということになります。
レバレッジにより、証拠金額より大きな取引をできることで利幅を増やせるのが利点ですが、その分もマイナスも大きくなるので、レバレッジには注意が必要です。
ちなみに「Leverage」は、英語では利益率を意味します。
「ロスカット」
FXトレードにおいて、持っているポジションのマイナス額増え、業者の定める証拠金維持率を下回ったリ、口座の証拠金額が足りなくなった場合に、持っているポジション全てが強制的に決済処理されることをロスカットと言います。
本来は、損失を確定させることでそれ以上に損失を増やさないというトレーダー保護の制度ですが、大きな口座のマイナスを確定させることになるためFXトレーダーの間では恐怖すべき対象となっています。
FX取引に関するネット用語
ロンガー
FXトレードにおいて、買いポジションしかとらない人々のことをロンガーと言います。逆に売りポジションをメインにしている人のことを「ショーター」と言います。
高猫
5CH市況2のFX板などの掲示板でよく出てくる用語。高値更新=たかねこ=高猫ということで通貨が高値を更新することを意味します。
通貨のネット上での呼称・略称
ネット上の掲示板などでは、通貨の呼称・あだ名があったりしますので、解説。
・ユロル=ユーロ/米ドル
・羊=豪ドル(AUDドル)
・キウイ=ニュージーランドドル(NZドル)