ケモノフレンズ2 キュルルの名言「お家にお帰り。」
一見するとアニマル擬態のかわいいキャラ達によるほのぼのアニメのケモノフレンズ2。家を探すキュルルとサーバル、カラカルがサバンナを旅する話です。
しかし、この主人公と目されるキュルルは、ネットの視聴者たちの間では通称キュルカスなんて愛着か蔑称かわからないあだ名で呼ばれています。
そんなキュルルがキュルカスたる所以を存分に発揮したケモノフレンズ史上類まれな名言をご紹介しましょう。
ケモノフレンズ9話で事件は起きた
家を探すキュルルは、サーバルたちと逸れてしまいましたが、主が居なくなってしまい一人で家で暮らすイエイヌと出会います。イエイヌの飼い主は人間は、出かけて何か事件に会ったのか、それともイエイヌを置き去りにしてさったのか・・。
イエイヌは、家を探すキュルルに、新しい自分の飼い主になってもくれるよう頼み家に招きます。人に尽くすことが生きがいのイエイヌは、キュルルを必死にもてなし、私が守りますと忠誠を誓います。
やがてサーバルとカラカルがキュルルのいる家にたどり着きますが、家を見つけて楽しそうなキュルルと円満に分かれて去っていきます。
その後、家の周りには危険な猛獣が近づいていることをイエイヌから知らされたキュルルは、イエイヌの制止を聞かず、サーバルたちに危険を知らせるため家から飛び出します。
案の定、猛獣に襲われるキュルル。しかしイエイヌが「私が必ず守ります!」と猛獣と戦います。
猛獣にやられボロボロになり絶体絶命のイエイヌ。
そこに、忘れ物を届けに戻ってきたサーバルが助けに入ります。 例によって、サーバルの力で猛獣を撃退。
イエイヌは自分の力でキュルルを守れなかったことへの責任と、キュルルとサーバルたちの強い友情を感じ、キュルルにこのまま旅を続けてください、と告げます。
そして、主人に従うイエイヌとしてのケジメとして、キュルルに「お家へお帰り」と命令するよう頼みます。
キュルルを守ろうと命を張ってボロボロになりながらも、指名を果たせなかったイエイヌの切ないやさしい主人への思いやりの言葉です。
これに対して、キュルルはなんと言ったかというと・・・
キュルル「お家へお帰り!」
耳を疑い、もう一度再生してみましたが・・・
キュルル「お家へお帰り!(きっぱり)」
自分を守るために必死に戦って傷だらけになったイエイヌへの労いや感謝のかけらの言葉もなく、間髪入れずにただ一言・・・「お家へ帰れ!」。
これはまさにキュルカスですわ。
役立たずにイヌは放っておいて、自分は楽しくサーバル達と旅を続けるというキュルカスの意思をひとこで表してくれました。
ネットで配信者たちからも、
「まさにキュルカス!」
「安定のキュルカスですわ!」
「ノケモノフレンズですね、わかります。」
「救いが無さすぎる・・・」
「犬好きの俺からしたらただの胸糞話。」
といった、キュルカス様への賛辞でコメ欄が溢れておりました。
ケモノフレンズ2は、そのストーリー構成などに様々な声が寄せられていますが、賛否はともかく、一度は見ておくべき面白いアニメであることには間違いないと思います。
だってキュルカスさんがでていますから。
なお、ケモノフレンズ2は、ニコ生の番組放送後のアンケートで「とてもよかった」が8割超えになるのが珍しくないのに対し、たったの3%だったという逸話を残しています。