[HEAVY RAIN]とは?
[HEAVY RAIN 心が軋(きし)むとき]は、PS3、PS4のマルチプレイヤー操作型のサスペンスアドベンチャーゲームです。物語の要所要所でボタン操作のアクション性もあります。
犯人は誰なのか?その目的は?最後まで展開が読めないサスペンスストーリでのめり込めます。
あらすじ
「愛はどこまで貫けるのか。人はどこまで許されるのか。」
子供が連続して殺害される折り紙殺人事件が発生する地域。イーサンは、息子の一人を交通事故で亡くしたあと、一人残ったもう一人の息子ショーンと暮らしていた。ある日ショーンが行方不明になる。折り紙殺人事件に巻き込まれたと思われる息子を助けようとするイーサン、そして折り紙事件を追う捜査官(ノーマン・ジェイデン)や私立探偵(スコット・シェルビー)。
感想。
・序盤
自分を疑いながらも息子を助ける道を探そうとするイーサンと被害者の親たちを助けるシェルビーの好感度は半端ない感じです。
これに対し、警官のブレイクの暴力悪警官ぶりも半端ないです。ノーマンは冷静リロ論的な渋いFBIの分析官でこれまたかっこいいですわ。
マディソンは、お色気担当でしょうかねー。
・中盤
序盤怪しい人物は真犯人ではないというサスペンスゲーム逆プロファイリングから、犯人を装った金持ちの息子は犯人ではないでしょうね。
イーサンが2重人格で実は犯人では?というイーサンの自白も、真実なら最後に明かすべきネタなので、中盤で出来た時点で間違いなんでしょう。
で、イーサンの精神状態を操作できるイーサンの主治医の精神科医が犯人だ!って読んだのですが・・・。違ってましたね。
・終盤
セクシーなマディソンが活躍しまくりです。
いよいよ真犯人がだれかがある兄弟の名前によって絞り込まれます。
この展開は、少し人物関係を整理して考えないとわからないのですが、うまく作られた話だなーと思いました。
ゲーム上の話しとして、操作している人物の内心の回想・思考が実は嘘だったという場面が物語の信管にあります。この辺はちょっとゲームとしては難しいですね。 正直それはあり?とも思いましたが、まあ、本人自身が自分の虚像を作っていると考えれば、まあありなんしょうかね・・・。
マルチエンディング形式で、話の展開によって誰が死亡するか変わってきます。
完全ネタバレはしませんので書きませんが、イーサンが警官達に撃たれる展開にはちょっと苦言。
息子を助けたあと、「もう絶対離さない!」と誓ったわりに、ドアを開けたあとも息子を抱き抱えに戻らないイーサン。自分に銃を向けている警官立ちの前で意味不明の挙動・・・で撃たれる。イーサンが撃たれるバットエンディングにするにしてももうすこし展開の辻褄は合わせて欲しかったかな。
あとはやっぱ、こういうゲームはグッドエンディングを割と増やして欲しいですね。ちょっとの操作でノーマンも死んで、イーサンも死ぬとか悲しすぎ。どちらかというと現実はバッドエンディングの方が多いのだから。
※もちろん操作しだいでグッドエンディングの展開もあります。
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