【名作ゲーム100撰】Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)

LIFE IS STRANGE

「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」は、フランスのゲーム制作会社DONTNODが開発し、スクエアエニックスが2015年に欧米でリリースしたアドベンチャーゲーム。2016年に日本でも発売されています。対象ゲーム機は、PS3・PS4・Sbox360・Windows・MacOSと多岐にわかれています。

販売後は好評を得て、世界中で300万本超の販売を記録、多数ゲームアワードを受賞したほか、著名なレビュワーなどからも賞賛されている作品です。

 

主人公マックスとクロエ

ゲームの舞台は海沿いの町、アルカディア・ベイ。主人公は、学校の通う女子学生マックス。マックスはある時、自分に時間を巻き戻す能力があることに気づきます。このマックスの数奇な能力と、親友クロエとの交友関係、そして学校で起きた失踪事件、様々な人間模様が複雑に絡み合いながら物語が進んでいきます。

飽きる要素は全くもってありません。

 

ライフ イズ ストレンジ

ゲーム自体は、基本会話選択で、たまに時間を巻き戻しなら進めていきます。謎解きやパズル的要素もありますが、それほど難しいものではなく、映画を見ているかのようにゲームの世界に引き込まれていくでしょう。

 

マックスには、さらに自分が映った写真を見つめると、その写真が撮られた時点に移動できるというタイムリープの能力も見つかります。重要な場面に時間軸を移動して、未来のために過去を変えられるか・・・。

 

このゲームの一番の魅力はなんといっても奥深い人間性が溢れるストーリーです。嫌なことばかり言う人間もほんとうに理解したら実は心が弱いだけいい人だったり、一見立派そうな人が実は悪い人かもしれない。そんな深い深いリアルに通じる人間考察もこのゲームの妙味です。

 

隠された地下室

ゲームが佳境に入る前にたどり着いた部屋。この部屋には後になってわかる意外な真実への伏線が隠されているかもしれません。

 

ウォーレン

ウォーレンに「知ってるよ・・・」と語るマックス。

Life Is Strangeには、ラブストーリー的要素はほぼないのですが、マックスに密かに(わかりやすくでちゃってますが)心を寄せるウォーレンとのこのシーンは胸が熱くなりました。

学校のトイレの中

学校のトイレの中で座り崩れるマックス。

 

アルカディアセメタリー

アルカディアの墓地で葬儀。棺の中には誰が・・・。

 

マックスの決断と未来

選択肢によって未来が変化するこのゲーム。マックスの決断した未来はどうなるのか!?

 

【Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)の総括】

ゲームのストーリと構成の素晴らしさが秀逸で、Life Is Strangeは完全に神ゲーとなっています。深い映画を終わった時のような感動をプレイした人に必ず残すでしょう。

マックス、初見では、見た目もわかりやすい美形でもなく平凡な女子学生という感じですが、プレイしていると途中から完全に惚れますわ。心も美しいし、容姿にも神ががかり的なものをまとっている気がしてきました。やはり人は最後は心で見る生き物なのかもしれませんね。

まだプレイしてない方はぜひプレイしてLife Is Strangeの世界をご堪能ください。

 

 

「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」の後編

 

「Life is Strange」は、ストーリー自体が完全に完結しているので続編の期待は無理だと考えられていましたが、2017年度、スクウェア・エニックスは、SQUARE ENIX EXTREME EDGESのレーベルから「LIFE is STRANGE Before the Storm(ライフイズストレンジビフォーザストーム)」を発売予定であると発表しました。

うーむ嬉しいですが、前作が神ゲーだけにそれを維持できる作品を作れるのかやや不安な面も。まあ「1」は、これだけ素晴らしい作品なので、それで終わらせちゃあいろいろもったいないという面もあるのでしょうが・・・。

話は1の始まる前、主人公はマックスではなくクロエを主役にしたストーリの模様。いまさらクロエに時間戻し能力は1との整合性上おかしくなるだろうし、これは難しいかも。いや、まあ評価は実際にプレイしてからということで、今は楽しみに待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

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