テレビドラマのMcMafiaを見始めした。
McMAFIA(マクマフィア)は、2018年にイギリスで放送された連続ドラマシリーズ。原作は2008年のMisha Glennyの「McMafia」。
主役のアレックス・ゴッドマン(俳優ジェームズ・ノートン)は、ロシア移民のイギリス人でグローバルファンド(投資銀行)の経営者。父親はロシアの元マフィアの「ゴッドマン家」だったという複雑な家柄で、ロシアマフィアとの遺恨から話が展開していく感じです。
McMafiaの登場人物
●ヴァディム ロシアの最有力マフィア。ゴッドマン家とは過去に因縁がある。
●イリヤ ロシアの捜査官かつ冷静で頭の切れるヴァディムの参謀
●ボリス・ゴッドマン アレックスの叔父でゴッドマンファミリーの有力者。ヴァディムの暗殺しようとして報復で殺される。
●ディミトリ・ゴッドマン アレックスの父。かってロシアマフィアのゴッドマンファミリーを率いていたがイギリスに移住。
●アレックス・ゴッドマン 父親の手は借りずに投資銀行を経営するが、叔父ボリスの差し金でヴァディムを失脚させたいクレイマンと知り合いになる。
●セミヨン・クレイマン ユダヤ系のイスラエルの政治家で海運王。狡猾でアレックスを利用してヴァディムへの妨害と利益増大を図る。
●ジョセフ クレイマンのボディガード。後にアレックスのボディーガードに転向。
●ターニャ クレイマンの右腕のイスラエル諜報員。
●アントニオ アレックスの学友でメキシコのカルテルの一員。海運でクレイマンの協力を得るためアレックスに仲介を頼む。
McMafia 1話~3話
アレックスの親しい叔父ボルスがロシアの有力マフィアのヴァディムを殺害しようとするが失敗する。
その後、アレックスの投資会社が虚偽の記事で経営危機に陥る。
新しい投資家を求めてアレックスは叔父ボルスのは、報復でバディムに殺害される。その後、政治家で世界的海運王のクレイマンがアレックスに近づき共謀してロシアの有力マフィアのドンであるバディムを失脚させるため裏で妨害行為を仕掛けていくというストーリーが展開していきます。
バディムへの妨害は、テルアビブ、ムンバイ、プラハなど世界都市で展開していきます。
また、アレックスの旧友のメキシコ人のアントニオがクレイマンにビジネスの協力を得るためにアレックスに近づいてくる。
エジプトで拉致されたロシア人女性のデュドミラは、過激派に連れまわされイスラエルに連行される。クレイマンの部下のターニャが接待要員として過激派から買いとる。
めっちゃ面白いという感じではないですが、地味に面白い感じ見続けてしまう感じですね。
美しいキャスト女性がたくさんいますが、抜群なのはクレイマンの右腕でイスラエルの女性諜報員のターニャですね。次が、拉致されてクレイマンの女性コマにされている女性デュドミラですね。
イスラエルの女性諜報員ターニャ。もっと活躍して欲しかった・・・。
McMafia 4話~5話
プラハでの密輸ビジネスへの妨害行為の調査をバディムが直々にはじめ、ついにクレイマンが裏で糸を引いていることに気づかれる。
ムンバイでバディムの密輸品を奪うことに成功し、バディムに打撃を与えることに成功したアレックスとクレイマン。ムンバイのマフィアのリーダーのディリー・マムードが渋いです。しかし、今度はバディムの仕返しでクレイマンが虚偽の性犯罪をでっち上げられ逮捕されてしまう。
アレックスがテルアビブに行き、クレイマンのボディガードのジョセフと協力する。デュドミラの証言から被害者の虚偽を炙りだしクレイマンは解放される。
クレイマンは、ジョセフやアレックスから頼まれたデュドミラの解放は拒否する。
McMafia 6話~7話
ヴァディムは、報復を本格化させるためアレックスや家族の情報の調査をはじめる。
アレックスも危険を感じ、ボディーガードを家族に付ける。またジョセフはアレックスのボディガードになる。
婚約者のレベッカとは、安全のため一旦分かれるが、そのレベッカには女性の暗殺者シルヴィが近づいて友達になっていて、レベッカは銃撃される。
ヴァディムとの和解の為、イスタンブールでアレックス、クレイマン、ヴァディムが会談を行う。ヴァディムに譲歩して会談は無事終わるが、ヴァディムは、意味深な言葉をアレックスに残す。
アレックスはヴァディムの言葉からまだ終わっていないと気づく。
ジョセフはアレックスの協力でデュドミラを解放するため連れ出す。
アレックスはヴァディムの利益を奪う商談を築くため、モスクワに向かう決意をする。
ヴァディムは、アレックスの暗殺を指示するが、直前に思いとどまって中止命令を出す。その直後、ヴァディムの娘が誰かに銃撃され死亡する。
McMafia 8話
ヴァディムは娘の暗殺をアレックスの仕業と考え怒りでアレックスに報復を考える。
モスクワに着いたアレックスは、ヴァディムの参謀のイリヤの手回しで逮捕される。その後、空港に送還される途中で、ヴァディムらに捕まりそうになるが、なんとか逃げる。
ヴァディムの娘の暗殺は、アレックスの父の指示だったことが判明する。
アレックスはモスクワで要人と会い、反ヴァディムの商談を進める。
ヴァディムは娘の葬儀の後、反ヴァディムの襲撃を受けるが、暗殺は免れる。
ヴァディムの部下イリアも立場が追い詰められ庇えず、ヴァディムの落ち延びた場所にアレックスが殺害に向かう。
ヴァディムを殺害したアレックスは、権力を高める地位へと進んでいく。
McMAFIAの感想
もともとの原作がありプロット(脚本)がしっかりしているので、面白いドラマでした。
最後の方のヴァディムの失墜は前提描写があまりない分あっけない感もありますが、イリヤの再三の忠告も聞きいれず怒りやマフィアの伝統的な暴力で解決という方法を引きずった結果という意味もこめられているのかと思います。
またアレックスの父親も、途中まで落ちぶれた感じの描写ですが、ロシアの要人との繋がりなど、もともとはロシアでかなり影響力のあったマフィアだったということが後半になるにつれ判明してきますね。
一点だけ「あれ?」と思ったのは、アレックスの父の不倫問題のですね。不必要に思えたので後の伏線かと思いきや、だた不倫して、母親の機嫌を損ねたという結果だけですよね。ロシア女性の気概というか性格の強さを表現したかったのかな。
最後にMcMafiaの意味ですが、見た感じでは、前半にマクドナルドとバーガーキングの例えが出てきましたが、マクドナルドみたいに世界中に拠点を持つマフィアという意味でしょうかね。
ともかく救いやすっきり感もあるし全体として面白かかったです。
ストーリーの手堅さ:★★★★☆
#McMafia #マクマフィア
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