映画レビュー「エンドレス・フィアー」

エンドレス・フィアー

 

作品名:エンドレス・フィアー

ジャンル:サスペンス

制作:2012年(アメリカ)

監督:アンソニー・ピアース

出演:マイケル・マドセン, ウナ・ジョー・ブレイド, ハンク・カートライト

時間:93分

 

エンドレス・フィアーのストーリー

 

薬物中毒で子供の親権も剥奪された女性リンダが、誘拐されて森の中に繋がれて軟禁されます。周りの穴からは管が出ていて、その下の棺桶に先に誘拐された人が生き埋めにされている状況。リンダはなんとか脱出を試みようとしますが、失敗。しかし最後に逃げれますが、薬物中毒のため誰も自分の証言を信じてくれない・・。

 

エンドレス・フィアーの感想

実は一回見始めたとき、退屈すぎて前半あまり見ずに止め、翌日暇つぶしにみたという感じです。それもサスペンス的なことが起こりそうな箇所をシークして見始めました。

一度、縄を切ることに成功したリンダが、わざわざリスクの高いはず犯人の家に行って捕まるのにはやや予定調和的な感が。

最後の脱出の後、リンダの証言を警察が信じない雰囲気。薬物中毒のため証言が信じてもらえず犯人が野放しというブラックエンドはちょっと最悪だな・・・と見ていたら、あっ!と驚く新展開が。

・・・なるほど、そういうことだったんですね。

自分的にはストーリー展開にうまくやられたなーという感じでした。

たまにある、大どんでん返し的な終わりになります。

これから見る人もいると思うので。このネタバレは書かないほうがいいのかな・・・(^^;。

この映画を観る予定の方はここまでで、このブログを見るのはやめてくださいね。

 

 

※大ネタバレ(知りたい人だけ)

 

実は、誘拐からその後の監禁まで、リンダを薬物中毒から開放させるための更生プログラムだったというオチ。いわゆるショック療法的なものでしょうか。

なるほどね、それでかストーリー上は死体とかも出てきませんでしたもんね。リンダの怪我に対して犯人が強く心配した風なのもわかりました。

オチがわかれば、前半の眠たいストーリーも意味があったということでしょうか。後付けですけどね。

リンダがスコップで犯人(犯人役)撲殺してたらどうしたんだろ・・・(^^;。

好き嫌いは分かれると思いますが、話としてはうまく締めくくっている感じです。自分的にはまあまあおもしろかったですが、人に面白いよ!、とわざわざ勧めるほどの映画ではないとは思います。

なお、題名で言うほどのエンドレスフィアー(果てしない恐怖)はほぼありませんので、あしからず(^^;;;。

 

【独自評価(★5段階)】

サスペンス性:★★

ホラー性:★

ストーリー性:★★★

 

 

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