『人生万事塞翁が馬』【私的要訳】
塞に住んでいた翁(おきな=老人)の馬がある日、逃げていなくなりました。周囲が不運を嘆いていると、その馬が名馬を連れて帰ってきました。
周りが祝福していると、翁の息子がその馬から落馬し大怪我をしてしまいました。
周りはあの馬は禍をもたらす馬だと噂しました。
その後、戦争が起こり塞の若者たちが多く戦死しました。ところが翁の息子は大怪我をしていたため戦争に行かず死なずに済みました。
周りはあの馬が息子の命を救ったと言いました。
※翁の言はあえて外しています。
人生では、身の回りで様々な事が起きます。その出来事で何が幸せで何が不幸かなんて誰にもわからない。『塞翁が馬』とは、人生は何が起こるかわからない。目先の幸不幸に一喜一憂してもしょうがないのだよ。という人生訓です。
例えば、大学受験に失敗しても、違う道を見つけて成功する人はいるし、有名な会社に入っても自殺する人がいる。人生何が幸せで何が不幸かなんて誰にもわからない、それだけ人生とは複雑で深いものなのだという戒めです。
このブログは、世の中に起きている事件や事象などについて思うことを本音でだらだら書き綴った備忘録です。
奇特にも読んでいただいた方は、「ああ、こういう考えの人もいるのだなぁ」程度でご容赦ください。