男性の未婚率50%、半分の男性は独身の未婚時代の到来

未婚率50%の時代

未婚率・非婚化の上昇

毎年のように結婚率の低下、男女の未婚率の上昇が報道されている中、2015年の厚生省白書によると、生涯未婚率(50歳基準)は男性が24.2%、女性が19.4%で過去最高を更新したそうです。

しかし、この数字は私から見るとまだまだ低いなあ!と。だって7割5分の男性が結婚しているということですよね。ほとんど結婚という数字じゃないですか!?

まあ、50歳アラフィフの世代は、段階ジュニアの上の世代でまだ、年功序列の賃金時代・皆婚主義、見合い結婚が活発な世代です。この世代でこの数字ということは、団塊ジュニアである氷河期世代が50歳になるころの生涯未婚率は・・・男性30%以上は確実ですね。

未婚率50%時代の到来

ですが、未婚率の数字は実際には3割では止まらず、未婚率は50%、つまり5割に近づいていくと予想します。そう男性のほぼ半分は未婚で生涯を過ごすという時代になります。

その根拠ですが、あくまでこの時代を生きている私の実感や経験に基づく感覚からです。たしかに客観的根拠ではないですが、この時代を生きている結婚しようと必死にならない(自分の能力の低さから結婚したい人とは結婚できない)40代独身男性として生の感覚からくる考えです。

理由その1 現在は結婚しなくても普通に生きていける時代

 

男性に関しては、一人で生きていく分に不自由がほぼないことはだいぶ前から変わりませんが、大きいのは女性の経済的独立ですね。

かって女性は、経済的に意味で生きていくには男性の経済力に頼ることが必須でした。社会的風習や構造が男性は仕事を主にお金を稼ぎ、女性は結婚して子を育て家庭を守るのが常道だと。女性には結婚へのインセンティブが強く働いていたことでしょう。何せ生活がかかっているわけですから。

しかし、現在は経済的意味で男女平等化がかなり進んでいます。女性が昇進しにくい環境が残っていたりはしますが、それでも女性が一人で生きていく分には仕事をしていれば何も困ることはないでしょう。

まだ残っているとはいえ、男性にも女性に結婚への社会的インセンティブはかなり低くなりました。

一人で生きていけるのだから、何も結婚にこだわる必要はないわけです。まさに結婚するかしないかは自由な時代というわけです(あえて書くと「自由に結婚できる」わけではありませんが、それは揚げ足取りですね。)

もちろん自分の理想の異性と結婚したいという願望はほぼ全ての男女がもっているでしょうが、それが無理なら結婚できなくてもしょうがない、と考えるのが自然です。

結婚自体が目的ではなく、大事なことは、「結婚したい人と結婚する」ということなのです。独身であろうと、結婚したくない人とは結婚しない当たり前のことです。

理由その2 結婚したいと思える魅力的な男女の比率って5割以上か!?

理由その2は、数字で出すが無理なのでかなり感覚論になり、自分でもこうだとも言えないのですが・・・、「魅力的な異性って5割以上ですか?」という命題です。

男女が結婚を選択するということは、相手に対して「この人となら結婚したい!」と思っているわけです。つまり、相手が自分にとって魅力的な存在でなければなりません。

魅力という、ほぼ外見・スタイル・経済力ということになるでしょうが(内面がいくら良くても、外見が生理的にダメならアウト)、その比率はどれくらいでしょうね?

大雑把な調査ですが、例えば30歳の10人の男性を(女性)を無作為に並べて、結婚してもいい外見は何人かを異性で調査したら、何人がOKになるのでしょうか?

世の中のイケメン率・いい女率は不明ですが・・・私の経験則だとやはり5割は超えないのでは?と思います。

この予想が遠からず正解なら、世の中で結婚に値する容姿的魅力をもった男女は5割ということになります。

※もちろん年齢によって率はかわるでしょうが。

とすれば、実際の結婚率の数字も、統計上の数字としては、世の中のいい男率・いい女率の比率に限りなく近づいてくと考えられますよね。

※いい男には、容姿だけでなく・経済力も含めてになりますが。

 

理由その3 女性の晩婚化とは非婚化である

理由その3は、未婚時代到来の理由というか、それをかなり力強く後押しする事象なのですが、それは女性の晩婚化です。

晩婚化は、「女性の結婚する年齢が上がるのだから少子化の原因だ!」とよく言われますが、少子化も何も、そもそも非婚化の大原因なのだと

女性が晩婚化するということは、どういうことか?

結婚相手となる男性から見た場合にほぼ確実に言えることは、結婚相手としての求心力が落ちているということです。

今はどうかは知りませんが、かって女性は30歳に近づくと結婚を焦りだすと言われました。結婚しにくくなってから結婚に焦りだすというのはかなり滑稽で皮肉な流れですが、世の中はうまくいかないものなので、そういうものなのでしょう。

 

非婚化の既成化と男女の生き方

さて、今から100年後にこんな説話があるかもしれません。

かって、10代の未熟な女性の妊娠を危惧した社会は女性に、「急いで結婚する必要なないよ、セックス・結婚する相手は慎重に探しなさいよ!」と教育を始めました。とはいえ年頃の25歳ぐらいまでには女性はみんな結婚するだろうと根拠もなく社会は考えていました。

蓋を開けてみると、女性は30歳を超えても結婚していませんでした。

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男女ともにですが、「足るを知る」というの実感することは難しいものなのです。人生は後悔先に立たず。

しかし、これから男女半数が未婚の時代に向かっていくのですから、未婚であろうが「足りる」ことを知れば、人生に何も問題はありません。

そもそも皆婚主義などという時代が、ほんのひと時の異質な時代であったとを皆が気づく日が来るのかもしれません。

 

記 2016.9.20

 

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