ENEOSでんきのCM「稼ぎのいい夫に変えるか」に見える歪んだ男女平等観

ENEOSでんきのCMがネットなどで物議をかもしているようです。

CMの内容は、検索すればyoutubeなどで見れるでしょうけど、

 

小池栄子さん「主婦ってさあ、毎月自由に使えるお金が少ないのよね・・」

小池栄子さん「解決策は二つあると思うの!」

小池栄子さん「安い電気に変えるか、稼ぎのいい夫に変えるか!」

小池栄子さん「本気よ!(真顔)」

 

主婦が自由に使えるお金を増やすために「稼ぎのいい夫に変えるか!」

という考えが、夫を金としか見ていない女の本音が垣間見えて、そのような夫感(男性観)が批判の対象となっているようです。

この話を聞いて、正直おもいしろいな、と思ったというか、女性特有のご都合主義がわかりやすいなあ、と感じました。

ちなみに、あまり気持ちいいCMとは感じませんでしたが、小池栄子さんも変なCM脚本に出たばかりにとばっちりだなぁ、と。仕事を選べるわけではなかったでしょうから。CMが嫌いでも、小池さんを特に嫌いにはなりません。

さて、本題。

「男の稼ぎ(年収)」とよく対比されるのが、「女の若さ」ですが、もしCMで夫が「女性は若いほうがいい!女房を若い女性に変えるか」なんて発言したらどうなります???

「女は若いほうがいい!」なんてテレビで言えば、

フェミニン団体をはじめ女性差別だ、「女性を性的商品としか見ていない、女性蔑視だ!!!」と大きく問題視することは明らかです。

ところがこの似非男女平等活動家たちは、「旦那は稼ぎが重要!」なんて発言はスルーするわけです。男女平等の社会経済と叫びつつ、男が金を稼ぐべき!という考えはなぜか受け入れるのです。つまり、自分たちに都合がいい男女不平等はそのまま認めて、不都合な不平等は「男女不平等だ!」と叫ぶわけです。

つまりただのご都合主義

実態は特定の業界の利権を代弁すどこか経済団体となんらかわりません。

なのに、自分たちは純粋に理想を求め平等主義だー!と叫んでいるのが滑稽でしかない。

女性はよく平気で、「結婚するな男の年収は高い方がいいよねー!」と男を経済的道具として重視している発言をしますし、金のある男と結婚できないという現実を知ると、ほどんどの女は結婚しないというのは実証されている既成事実です。。

つまり、よほど好みの男性以外ならあとは経済力次第というのが女の本音です。

もちろんいくらお金をもっていたって老人と結婚するのは嫌でしょう。しかし、その老人が10億以上の資産を持っているとしたら・・・考える女性はいるでしょうね。

私はこのような女性の本音には特に否定的な感情をもちませんし、そりゃそうだろうとわかる気がします。ですが、そんな女性が男性の本音発言は「女性差別だー!」と目を吊り上げるのが全くわかりません。

男は金がある方がいい!

女は若い方がいい!

どちらも本能的にほどんどの男女の本音なのだから、お互い事実は事実で流せばいいんじゃないでしょうか。男は、女性が「男は稼ぎよね!」って言っても目くじら立てないわけですから。

男が言うと差別で、女が言うと差別にならないというのはそもそも男女平等ですか?

 

 

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