保健所での犬猫の殺処分は安楽死ではなく苦しい窒息死

保健所での犬猫の殺処分の実態

 

捨てられた犬などが行きつく先の保健所、そして殺処分。

われわれの日常生活の中で知っていてもあまり深くは考えないで過ごす人が多いかもしれない。

でも、

「どうせ安楽死させられてるんでしょ?」

って思ている人には知っておいて欲しい現実。

多くの保健所で実際に殺処分する方法は、二酸化炭素による窒息死となっています。

保健所の檻に集められた犬たちは、留保期間の3日が経った以降、檻が動き、狭い通路に強制的に移動させられ、最後は、ダストボックスのような狭い穴(ドリームボックスと呼ばれる)に落とされ、その穴の中で二酸化炭素により窒息死させらます。

二酸化炭素による窒息死とは、普通に息ができずに苦しんで死ぬだけで安楽死ではありません。

※ガスは安楽死だという方もいますが、医学的に安楽死ではないですし、死ぬ前に苦しみで泣き叫んでいる犬猫を様子を保健所のスタッフが知っています。

実際に安楽死させる方法があるのかと言えば、麻酔注射による方法では確かに安楽死ぎみにはできるようです。しかし保健所の予算などの関係でとてもできないようです。

なお、日本では1日に約1000頭ほどの犬が殺されている計算になります。

そして、一頭の殺処分費用はガス代で78円ほど。

この殺処分の過程で、保健所の職員は動く織やガスの噴出などの機械のスイッチを操作するだけで、犬たちに直接的な殺処分への関与はしません。

 

犬や猫の殺処分を無くすために我々できること

 

やはり命を受けた生き物である犬や猫が人間の都合で捨てられ、殺される悲劇はなくす方法を考えなければなりません。

根本的に対策としてはやはり捨て犬捨て猫が多く生まれてくる原因への対策が必要です。

ここで長く議論するつもりはありませんが、やはり主原因はペットショップの存在です。

ペットを商品として売るということは、必然的に売れない商品が生じます。

また、衝動的な購入、無責任な飼育へと繋がる因果は確実に生じます。

そして、日本はペットの飼育についての法整備が甘いままです。

なので、ペットショップでの犬猫などの販売を禁止または大きく制限することが必要です。

これは法律の問題で、法制化は国会議員しかできません。

われわれがすべきこと。

・選挙などで政治家と接する機会があれば殺処分についてどう考えているかを問いただす。

・犬や猫を飼う場合は、最後まで責任を持つ覚悟は当然として、ペットショップではなく、保健所やお金の絡まない方法で引き取る。

 

ペットショップと禁止法制の合憲性

 

法律というか、憲法の問題になりますが、ペットショップの規制に対しては、憲法違反の疑義を唱える方がかならず出てくるでしょう。

憲法の観点からして、ペットショップの営業は、憲法の保障する経済的自由権・営業の自由への制限という問題になります。

この経済的自由権は、その性質からしてもともと基本的人権としての保障が弱く、立法による合理的制限を広く受けるものとなっています(通説・判例・実務)。

最後は、最高裁判所の裁判官が判断することになりますが、ペットショップに由来すると考えられる犬猫の殺処分が多い現状、および、生命の売買として性質上、法律によるペットの売買規制は合理的規制として合憲と判断されるとことになるでしょうね。

 


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