のら猫の殺処分を無くす地域猫の管理
以前に、犬猫の殺処分について書きましたが、ノラ猫にとって今のところ最善の道は、避妊手術をして地域猫として看取られることとも考えられます。
野良犬は、人間を噛んで重大な結果を出す危険があるので、地域野良犬というのは難しいのかもしれませんが・・・。
地域で管理できるのら猫に去勢手術をすれば、そ以上は増えずに、その代でいなくなるわけですから、のら猫嫌いの人とも一定の折り合いが付けれます。
もちろん、地域の猫好きの人達で餌の衛生管理などするという前提はありますが。
ノラ猫への去勢手術の費用
では、のら猫に去勢手術をする費用はどれくらいかかるのか?ですが。
獣医の手術費用なので、場所によりまちまちですが、飛び込みで依頼する前提で、
オスの去勢費用:12000円前後(8000円~16000円ぐらい)
メスの去勢費用:20000円前後(16000円~28000円ぐらい)
が凡その目安となります。
後述する大阪市の記載からは、大阪市と提携している獣医は「街ねこ」については、オス10000円、メス13000円で去勢手術を行っている計算になります。
去勢手術の費用に助成金はでるのか?
大阪市の場合は、持ち主不明で地域で一定の管理されている街ねこ(いわゆる地域猫)については、その去勢手術に助成金を出してくれています。
以下、大阪市の公式HPから、
H22年度から「所有者不明猫適正管理推進事業」
として、地域住民・施設管理者・ボランティア等に
より合意の形成がなされた上、申請があった
地区を対象に協力動物病院とともに、その
地区内の所有者不明猫に対する不妊手術への
協力を行っている。個人に対する不妊手術の
助成は行っていない。大阪市が管理する都市公園については、
H23年4月1日から建設局が「公園猫適
正管理推進サポーター制度」を実施。
市民負担1匹あたり2,500円
大阪市の負担(オス7,500円、メス10,500円)
この記載からは、住宅街にいるような地域猫は申請すれば一定の助成があるということになります。助成の内容は
によると、公園猫と同様オス・メスとも2500円の負担になります。
大阪市の管理している公園内であれば、「公園猫適正管理推進サポーター制度」により」、2500円とかなり小さい負担で避妊手術を受けられるようです。
地域猫に関わり、去勢問題を考えている方はご参考に。
なお、のら猫保護団体を名乗りながら去勢を代行する費用で儲ける業者っぽい団体もいたりしますので、正確な情報を調べて行動するよう心掛けたいですね。猫のためと思って高額のお金を払うと、そこに付け込む業者が蔓延り、ひいては猫ちゃんにとって良くない環境ができる可能性もありますので。
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