イオンは多様な人材の確保が企業存続にとって重要課題としてダイバーシティーの取り組みテコを強化している。なかでも力を入れているのが女性管理職の登用。2013年の株主総会で、管理職に占める女性の比率を現状の約7%から16年度は30%、20年度には50%へ引き上げる目標を示した。
なかでも力を入れているのが女性管理職の登用。2013年の株主総会で、管理職に占める女性の比率を現状の約7%から16年度は30%、20年度には50%へ引き上げる目標を示した。
ただ、目標発表直後は「とにかく(女性を)部長、課長に任命してしまった」(高橋丈晴執行役人事・管理担当)と振り返る。田中ダイバーシティ推進室長は「『人事、本社、男性』だけで決め、取り組んでいた」と話し、制度などを見直したと語る。16年度の女性管理職比率は27%と、目標を3%下回った。女性側の意識改革も課題だという。
ソース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00010002-newswitch-ind
>「とにかく(女性を)部長、課長に任命してしまった」
まさに目標と手段の取り違えの典型。女性を管理職にするのは本来手段に過ぎない話を目的として捉えることが間違いのはじまり。
適性の無い人間を無理やり管理職にしても意味がないのであって(これは男性でも同じ)、本来の人事のあるべき姿としては、男性だろうと女性だろうと性別は置いておいて適正と思われる「人=person」を管理職にすればいいだけの話。その結果が男性90%になろうが、女性が90%になろうが、それは現実なら仕方ない。
要は公平な人事・人選を目標にすればよかっただけのことである。
男性の管理職を80%にするとか、女性の管理職を30%にするとか数字ありきで考える無意味なことはいい加減やめたらどうですか。
これにかぎらず、日本の男女平等感やその是正措置には疑問に思われることが多すぎる。
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